「取材で生まれた言葉を大切に」編集部が振り返る、Yeast5年のあゆみ/Yeast編集部インスタライブレポート<前編>

 

 

    

話し手:のんの しおね おはな

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。Yeast編集部です。

今回から、7月11日にYeast編集部が行ったインスタライブのレポート記事を前編・後編に分けてお届けします。

リアルタイムでの配信やアーカイブをご覧くださった皆さま、ありがとうございました!

大学生にとっては前期が終了し、夏休みも半分が過ぎようとしているこの時期。

コロナ禍の制限から解放されて精力的にサークル活動に取り組むひと、アルバイトや就職活動で忙しくしているひと、もちろん勉強や研究活動に勤しんでいるひと、過ごし方は様々だと思います。

私たちYeast編集部は、日々取材を行ったり、9月末に予定しているイベントの準備を進めたりしています。

そんな私たちと一緒に活動してくれる大学生の仲間を改めて募集しようと考え、先月インスタライブを行いました。

学年も学部も問いませんので、もし活動に興味があればご連絡ください!

今回は、そのインスタライブのレポート記事・前編です。

私たちYeast編集部が印象に残った記事を振り返りながら、様々なエピソードを話しています。

たくさん記事を紹介していますので、興味をそそられるものがあれば、ぜひリンクから飛んで読んでみてください!

 

インスタライブを行った編集部のメンバー。

2代目mahoLabo.代表 のんの(左) 現Yeast編集長兼mahoLabo.代表 しおね(中) 編集部メンバー おはな(右)

 

当日参加できなかったメンバーは似顔絵で参加してもらいました

 

 

Yeastってどんなメディア?

 

編集長のしおねさん、まずはウェブメディアYeastの説明をお願いします!

 

い!

Yeastは「ひととまちの発酵をとどける」というコンセプトのウェブメディアです。

この「発酵」は、東広島に住むひとが今の暮らしに至るまでの過程を指しています。

運営・取材・記事執筆・カメラマンは全て学生が行っており、東広島に住んでいる素敵な大人の方々に話を聞きにいって記事を制作しています。

 

おはなちゃんはYeastをどういうメディアだと思っていますか?

 

Yeastのホームページを見てもらったらわかると思うんですけど、「Yeastらしさ」がはっきりとありますよね。

その軸がありながらも、ライターの個性や、カメラマンの写真の素敵さも光っている、そんなメディアだと思います。

 

たしかに、写真がすごく良い。

記事の文体もいい意味で統一されていないので、それぞれの個性が出ていますよね。

編集部の他のメンバーからの回答も紹介していきます。

 

Yeastはどんなメディア?という質問に対しては、

「東広島に暮らす『ひと』にフォーカスを当てたウェブメディア。取材相手の人柄が、作り手である学生の等身大の感性を通して描かれている。」(2代目編集長・あゆ)

「東広島というまちと学生をつなげるメディアだと思っています!」(5代目編集長・たかな)

「東広島市を拠点に活動されている方の人生に触れた内容を発信することで、読者に東広島市に住むひとやまちの魅力を伝えるメディア。」(編集部・あかりん)

という回答をもらいました。

編集部全体としても、Yeastは取材相手や作り手の学生など、記事に関わるすべての「ひと」を大事にしているメディアだと考えています。

 

インスタライブも地域の方々が見に来てくださることが多いです

 

 

印象に残った取材先、出会ったひと

 

そんな「ひと」に焦点を当てたメディアを作っている私達で、今までの活動で印象に残った取材先や、そこでのエピソードを話していきたいと思います。

早速ですが、先代の編集長のたかなちゃんの印象に残った取材先を紹介しますね。

「初めてライターをしたYuu coffeeさんの取材が印象に残っています。

        https://maholabo.com/yuucoffee/

 

記事が完成したあとめちゃくちゃいろんな人から反響をもらって楽しい!また書きたい!と思うようになりました。」

書いた記事を人に見てもらうのって嬉しいですよね。

みんなの初めて書いた記事はどれでしたか?

 

 

私はお好み焼き屋の楽さんの記事です。

両親に見せたらすごく褒めてもらえて、「書くっていいなぁ」と思いました!

 

 

私は1年生の時に書いた、ボランティアガイドの水野さんの記事です。

今大学5年目になるんですけど、今でもYeast以外の大学生活も応援してもらう繋がりができています。

 

私は小泉新聞舗の鈴木さんの記事が最初でした。

新聞舗がどういう場所なのかも知らなかったところから取材に伺ったので緊張したんですけど、今では何かあればご飯に呼んでいただいたりしています(笑)。

記事が出ると鈴木さんがご自身の知り合いに向けて記事を発信してくださったりしたので、その反響を聞くと書いてよかったなと思いましたね。

 https://maholabo.com/koizumisinbunpo/

 

 

同じ編集部で活動しているあかりんは、さとの会さんの取材の中で「チームの一員になってくれてありがとう」と言われたことが印象的だったと言ってくれています。

ただ取材するだけでなく地域のコミュニティに足を一歩踏み入れる感覚があって、それがYeastらしいですよね。

 

それで言うと、つい先日取材させてもらったりんご農園の吉本さんとの関係性もYeast独特だなと思います。

mahoLabo.を立ち上げた方がたまたま西条のマルシェで吉本さんからりんごをもらって「よかったら農園においでよ!」って言ってくださったところから、毎年りんごをもらいに農園におじゃまするようになりました。

そこから取材に発展するという、Yeastならではの関係を築いてきました。

 

 

 

すごいご縁だよね。

取材相手の方と0から関係を築くこともあれば、5年くらい毎年りんごを頂いている方に取材させてもらったり……。

取材から関係が発展した取材相手の方もいます。

2代目編集長のあゆからは「志和にある光源寺の住職・堀さんに取材した時が印象に残っています」と回答をもらいました。

 

「大学生の私の等身大の考え事を地域の人の頭を借りながら、思考を言語化していくという感じで記事を作らせてもらったんだけど、あれもYeastだからこそできたのかな、と思っています。」

「光源寺以外のお寺の聴聞を聞きにいくようにもなりました。取材だけで終わらないのがYeastのいいところです。」

とのこと。

堀さんとは取材をきっかけに関係性ができて、その年の夏に光源寺で合宿させていただいたりしました。

そこでは志和の方々とも交流できましたし、取材以降もいろんな広がり方があるのがYeastの良いところですよね。

 

 

編集部の好きな記事は?

 

さて、印象に残った取材について話してきましたが、単純にみんなの好きな記事についても話したいです!

 

いいですね!

私が好きな記事はre:comeacrossさんです。

ライターのひかりんがアルバイト先を取材した記事なんですが、ライターの視点がすごく入ってて、この記事一本で彼女が東広島が好きなんだなというのが伝わってくるんです。

ひかりんというライターの他の記事も読んでみたくなるんですよね。

過去の記事を読み返すことで、それぞれの段階でひかりんのものの見方が変わっているのが分かって面白いと思います。

 

 

 

たしかに、何本も記事を書いていると自分の書いてきた記事の層ができて、それも私たちにとって財産になっているよね。

読者の皆さまも、ライターのそれぞれの成長を見守ってくだされば嬉しいです(笑)。

おはなちゃんの好きな記事は?

 

私はしおねさんがライターをされた、パティスリー・レヴェイユドゥラムールさんの記事がすごく好きです。

プロローグの部分がすごく素敵で……。

心がほわほわするというか、ここのケーキ屋さんに行っているしおねさんの気持ちもわかるし、それが自分に重なるような感じがして良いなぁと思います。

 

2022年の夏から秋にかけて、ライターとして取材を行いました。

私にとっては大学1年生のときから「特別な日はここでケーキを買う」と決めて通っていたケーキ屋さんなんです。

 

私も思い入れが強かったので、取材では気持ちが先行して「いいところを引き出そう」としすぎてしまったところがありまして……。

記事を書き上げたときに、私が書いたものと店主さんが記事を通して届けたいものが少し違ってしまったので、書いていた記事を一新して、もう一度取材する時間を設けてもらいました。

そのときに気づいたことは、取材相手の方が話される言葉は全部大事だけれど、整理されていない可能性があるので、その言葉はこういう意図であってますか?という丁寧な確認と適切な表現をする力が大事だということです。

取材の奥深さに気づいて初心に立ち返れた取材になったのでとても印象に残っています。

パティスリー・レヴェイユドゥラムールさんは今でも一番好きなケーキ屋さんです!

 

取材ではただお店の紹介ではなくてパーソナルな部分も踏み込むから、取材相手の思いを正しく汲み取ることや、主観と客観の視点を持ってすり合わせて記事を作っていくのが大事ですよね。

丁寧に記事を作っているというのが伝われば嬉しいです。

それに関連して、2代目編集長のあゆが回答してくれた、取材の中で話された言葉が印象に残ったというエピソードも紹介したいです。

豊栄町で行われているセントルマルシェの仕掛け人、清水さんの記事ですね。

 

「清水さんの口から、豊栄町のことを『風の見えるまち』だと例える言葉が出てきたとき、ちょうど取材も屋外でしていて、夕方の気持ちのいい時間で。

人が地域をどのように見ているのか、どのように愛しているのか、そしてその場所が本当にどういうところなのかを、その言葉と自分の五感の両方で感じて涙が出そうになったのを覚えています。

私たちは、Yeastを通して学生に東広島のことを伝える立場であるけれど、その前に私たちも東広島を知る1人のよそ者です。

そんな学生が集まって作られているYeastだからこそ、引き出せた言葉で、感じることができたまちの魅力だったような気がしています。」

私もこの取材にはライターとして参加していました。

取材中に引き出された「風の見えるまち」という言葉を大事にして、記事から豊栄の風を感じてもらえるように……と思って執筆していたのを思い出しました。

 

いいですね。ちなみにのんのさんの好きな記事は?

 

私はジョニー農園さんの記事がすごく好きなんですよ!

土のにおいがしてきそうというか、その場にいるような臨場感がある記事なんです。

 

 

写真も野菜抜いているシーンを撮ったりしていて、インパクトがありますよね。

 

そうそう。

こういう記事を読むと、実際に会っていなくてもその人に会った感覚になります。

 

わかります!勝手に好きになっちゃってます(笑)。

 

この間もおはなちゃんとアースベリーコーヒーさんに行ってきたんですけど、

 

おはなちゃんが「記事で見たところだ!」「ここからYeastが始まったのか!」としきりに感動してましたね(笑)。

 

2018年のこの記事を皮切りに、ここまでYeastが続いていることがありがたいです。

 

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前編では、そもそもYeastというメディアについてや、編集部の印象に残った取材先、編集部の好きな記事をご紹介させていただきました。

次回はインスタライブレポート後編をお届けします!

お楽しみに。