mahoLabo.
いつもYeastをご愛読いただきありがとうございます。
私たちは発足当初からこれまで、 実際にまちへ出て、ひとと会って取材をすることを大切にしており、昨年1年間はこの時節柄、対面での取材を控えさせていただきました。
ひとと会って取材をすることにこだわりをもってきましたが、今年度より、ウェブメディアYeastはオンライン取材に踏み切ることに決めました。
その経緯を一つの記事にして、みなさんにお届けいたします。
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まちに出ることが難しくなってからも、Yeastは大きな方向転換をすることなく、少しずつ記事を発信してきました。昨年度はこのような記事を残しています。
古道具・古民藝「庵」さんでの出来事を、季節の移り変わる頃に日録の形でお届け。
夏が近づくこの時期は「庵」さんのこちらの記事がおすすめです。
【 季節巡り日録 】/ 春から夏へ 編 / 古道具・古民芸 庵 広藤紀志枝 | Yeast (maholabo.com)
最後の季節の記事は、未だライターが長野県でしぶとく考え続けております。
また、学生団体mahoLabo.の数名が広大有志という形で関わった「東広島観光ガイドブック」を取材しました。
第1弾
東広島を知ってほしいひとに届ける1冊「E-magazine」/東広島市観光ガイドブック 広島大学生編集部 | Yeast (maholabo.com)
第2弾
大学生とまちのひと、みんなで育てていくガイドブックに/東広島市観光協会 石川典子 | Yeast (maholabo.com)
対面取材が出来なくなっても大きな方向転換をしなかった理由は、Yeastのゆずれないところとして一つ、実際にまちへ出て、ひとと会って取材をすることがあるからです。対話、取材相手の雰囲気や人柄を感じること、取材以外の繋がりを大事にしています。
とはいえ、思うように取材や記事作成が出来ないことについて、考えさせられる部分は多くありました。
まちやひとと関わる手段が無くなって初めて、「Yeastが自分たちに何を与えてくれているのか」に気づきます。
Yeastにとって取材とは何か、Yeastが地域と繋がることを目指すのはなぜか、Yeastがもつ温かみとは何か。
昨年度は、Yeastに集う仲間たちと話し合う時間も作りました。
Yeastが生み出す私たちとまちの関係性/編集チーム対談 | Yeast (maholabo.com)
この度オンライン取材に踏み切ることになった理由は、
対面取材の見通しがつかない状況下でも、Yeastに関わりたいという思いでmahoLabo.に入ってきてくれたひとたちがいるからです。
情報を発信するメディアや地域のひととつながりを持つ手段が溢れている中、
「Yeastで記事を書きたい、写真を撮りたい」
「もっと東広島のことを知りたい」
「地域のひとと繋がりたい」
という思いを持ったひとたちがいます。
Yeastは、東広島で生活することを選び信念を持ってお仕事をされているひとの話を聞くことで、新たな気づきや感情が生まれる場所であってほしい、大学生だけでは生み出すことができないものを地域のひとと一緒に作りあげることができる場所であってほしいと思っています。
ライターの「~したい」を大切にして、Yeastが学生の挑戦の場であり続けるために、オンライン取材に踏み切りました。
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これから、新しい形での取材が開始します。
「東広島のこのお店に行ってみよう!」
「このひとに会いに行きたいな。」
今はまちのいろいろな場所に出かけることは難しいですが、事態が落ち着いたときにこうやって胸を膨らませることが出来るように、引き続きひととまちの発酵をお届けしてまいります。